土地から買って家を建てなければならない方は、土地を買う必要がない人に
比べ、銀行からの借り入れが大きくなるため、夫婦いずれかの所得だけで満額
借りるのが難しくなってきます。
結果夫婦で収入を合算してお金を借りる場合が多くなるのですが、
もちろん、現在は夫婦そろって働き続けることが当たり前ではあるものの
個人的には、どちらもフルタイムで働き続ける事を前提として
お金を借りるべきではないと思っています。
理由はこれから先もずっと今と同じように働き続ける事が
出来るかどうか分からないからです。
今の給料のまま同じ会社で働き続けられる保証がないのが一つ。
ですので、できるだけ家づくりの予算を抑える方法を知ったうえで家づくりを始めましょう。
◆なくても良いものを無くす
建てる家がコンパクトにできそうなら、買う土地もコンパクトにできます。
そして、探す土地の広さの目安は、あなたが必要な平屋の建築面積の他、
家の周囲に10坪程度、車一台につき4.5坪なので、あなたが必要と
思う台数分、これらを足した広さで十分です。
仮に建築面積が30坪の平屋で置きたい車が3台だとしたら
53.5坪位の広さを目安として土地を探せばいいという事です。
◆プライバシーが担保された家にする
周りからの視線が気にならない家を作るという事です。
これが出来れば、防犯の為に塀の工事にお金をかける必要がなくなります。
かつ、プライバシーが担保された住まいは、必然的に外も美しく
なるので、庭にも余分な装飾をする必要がなくなります。
◆土地の日当たりは気にしない
そして最後に一番大事な事としてこれを覚えておいて下さい。
これを知っていれば格段に土地の価格を落とすことが出来ます
なぜ、土地の日当たりを気にしなくていいのかというと、日当たりを良くしたい
部屋は日が入ってくる場所に作れば良いだけですし、
どんな土地でも、土地全体が、日当たりが悪いわけでは無いからです。
つまり、土地に合わせて間取りを考えさえすれば、どんな土地でも明るく
日当たりが良い家を作る事が出来るというわけですね。
家づくりにおいての当たり前を一度考えてみましょう。
ウッドデッキ→年何回使いますか?
移動の為だけの廊下→その分部屋を広くしたくありませんか?
収納が沢山欲しい→その分部屋が小さくなっていいのですか?
寝室の大きな窓→寝るだけの部屋に大きな窓要りますか?
必要ない物に余分にお金をかけていませんか?