SEKIGUCHI BLOG

2022-09-05

リビング階段の魅力とデメリット

Weitten by : Sekiguchi

関口建設の注文住宅PASCHがお届けする家づくりブログ

今回は、リビング階段の魅力とデメリットについてお話しをします。

 

家のプランニングをするときに、まず大事なのは敷地に対する玄関の位置と、

そして、室内では階段の位置です。

この階段の位置によって、住まいの間取りが決まってきます。

 

昔は階段といえば玄関ホールにあり、玄関から直接2階に行く住まいが多かったと思います。

でも今では、リビング階段が主流と言っても過言ではありません。

図面上では1階のLDKスペースにあると、1階が狭く感じるかもしれませんが、

今や階段もインテリアのひとつとして、素敵な空間が増えています。

 

 

 

◆リビング階段の魅力とは

 

オシャレでスタイリッシュなリビング階段

リビング階段は視界を遮らないようなシンプルでおしゃれな階段が増えています。

 

 

家族のコミュニケーションが増えるリビング階段

また、リビングに階段があることで、家族の出入りが分かるようになり。

コミュニケーションも増えることでしょう。

さらに階段の踊り場を中2階のフリースペースにするなど、空間を「タテ」に活用することもできます。

こうして考えてみると、平面図だけでは決してわからない魅力、メリットがあるといえます。

 

 

リビングに階段がないと、顔を合わさずに2階へ


一方玄関ホールに階段があると、家族の会話が減ったという声もよく聞きます。

そして玄関からの寒気がそのまま2階へいくことも。

 

独立性を好む場合は玄関ホールの階段でも良いでしょう。

でも、家族の団らん重視の場合はやはりリビング階段をおすすめします。

 

 

 

リビング階段は寒くないの?

 

今どきの家は高気密高断熱仕様で寒さが気にならない家が多い

リビング階段にすると、どうしても1階スペースはオープンになります。

間仕切りをせずにキッチン、ダイニング、リビングと続くので、

寒さの心配をする人もいるかもしれません。

 

でも今の住まいは高断熱高気密が当たり前なので、実は寒いということがあまりありません。

陽ざしの入り方を考えて窓の位置も工夫することで、さらに暖かい住まいになります。

 

 

リビングの暖かさが上まで続く

リビングの暖かみが2階まで続くので、玄関ホールの階段がある住まいよりは

かなり暖かい住まいになると思います。

階段部分を吹き抜けにして2階上部に大きな窓を付けると、空を眺めながらのんびりできます。

こうしたロケーションを含めたプランができると、より心地よい住まいとなるでしょう。

 

 

◆リビング階段のデメリット

 

プライバシーの問題

まず、家族は集まりやすいのですが、プライバシーがあまりないかもしれません。

どこにいても家族の存在感があるのは良いのですが、ちょっと喧嘩をしてしまって

あまり顔を合わせたくない時なども必ずリビングを通らないといけません。

これはメリットでもありデメリットでもありますね。

 

さらに2階の音も響きやすく、子供の存在を確認できると同時に、

遊ぶ声も聞こえてくるので、ママはちょっと困るかもしれません。

 

このように子供がいる家庭では、音の問題がありますのでその点は注意してください。

 

 

場所を取る

またスケルトン階段の場合、間取りは余裕をもって考えましょう。

おしゃれではありますが、階段下を収納スペースにすることはできません。

 

 

収納スペースも住まいの居心地を左右する重要な部分なので、

バランスを考えてプランをつくると良いでしょう。

ホール階段にすると、階段下は収納にすることもできます。

でも玄関だと使わない物だけの収納場所にもなりそうですし・・悩みはいろいろですね。

 

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