——— 関口建設の注文住宅PASCHがお届けする家づくりブログ ――— 日本の家づくりの特徴のひとつに、建物の外と内を緩やかにつなぐ空間があります 今回は、暮らしを豊かにさせてくれる空間のひとつである土間のある家のお話をします 土間とは、屋内で床を張らずに土足で歩くように作られた空間のことで 古い民家では、玄関と履物を脱いで上がる居室との間に土間が作られていました 現代の土間の活用法として、実例をご紹介します 例えば、玄関から続くウォークインの収納スペース。季節のものなど大きなものも収納できるので 人気となっています。また、趣味のための空間として、お気に入りの自転車などを見せながら保管できるため 大切で愛着のあるものを眺めながら暮らすことができます 今回は収納スペースとしての利用方法に着目して、メリット・デメリットをご紹介します デメリットについては、対策方法もまとめていくので、ぜひ参考にしてください —―メリット—― 玄関土間に収納スペースをつくるメリットは ●汚れたお子さんのおもちゃなどを、部屋に持ち込まなくて済む ●マスクなど、出かけるときに利用する物を収納しておけば、生活動線が整いやすい ●ゴミの一時置きスペースをつくると、ゴミ出しがスムーズ ●自転車置き場としても利用できる ●非常用品を収納しておくと必要なときにすぐ持ち出せる —―デメリット―― ●他の部屋の間取りが狭くなる 土間収納をつくることで他の間取りに負担が行く場合は、無駄に広くなり過ぎていないか 見直してみましょう 土間収納は何を入れるか先に決めてから設計する必要があります スペースに余裕があると、物が増えすぎる原因にもなるので、適切な広さを把握しましょう
●部屋からの移動に靴を履く必要がある
室内から土間収納内の物を取り出したい場合には、靴を履く必要があるので面倒に感じられるかもしれません 部屋から出し入れすることが多い収納品は、玄関ホールに移動できるよう、玄関収納も整えていきましょう
❁ 広々とした土間スペースは、ディスプレイも楽しむことができます ❁ 土間を広くする場合は、収納容量もキーポイントになってきそうですね
土間を広くするのは贅沢だと思う人もいると思いますが リビングやキッチンと一体化すると、部屋が狭くならず逆に開放的で広く感じるのかもしれません 今回は土間玄関を紹介しました 皆さまの、素敵なおうちづくりの参考になれば幸いです(^^♪