SEKIGUCHI BLOG

2023-05-08

使えるウッドデッキと使えないウッドデッキ

Weitten by : Sekiguchi

こんにちは(^^♪GWも終わってしまいましたね。

本日から通常営業となっております。よろしくお願いいたします。

 

今日はウッドデッキについて少しお話させていただきます。

ウッドデッキ人気がありますよね。

バーベキューをしたり、子供を遊ばせたり、想像しただけでもマイホームの夢が広がりますよね。

しかし、せっかく高いお金を出して作ったのにも関わらず、ほとんど使っていない・・・という方が

決して少ないというのもまた一つの事実です。

その一番の理由は『あまりにも周囲から丸見えの状態になるから』なのですが、折角ウッドデッキを

作るのでしたら、思い描いている夢を実現したいですよね。

では、そのために、まずウッドデッキの現実から考えてみましょう。

 

【使えないウッドデッキ】

まず、南側接道土地から考えてみます。

なにせ、この土地は使えないウッドデッキをつくってしまう可能性大の土地です。

南側接道の場合、南にリビングを配置することが当たり前となっているため、必然的にウッドデッキも

南に作ることになりますが、この結果、歩く人、車を運転する人、ご近所さんから常に丸見えのウッドデッキ

が出来上がってしまいます。想像してみてください・・・こんな丸見えの所でバーベキューが出来るのでしょうか。

読書やひなたぼっこを楽しめるでしょうか。

オープンな状態でウッドデッキを作ってしまうと、これらが実現できなくなってしまいます。

また、これらの解決方法は、目隠しや塀や植栽を作る事で、周囲からの視線を遮断する事ができますが、

外構工事にとんでもない費用がかかる事になりますし、敷地も広く必要となるため、土地取得費用にまで

余計なコストがかかってしまう事になります。

 

続いては西側・東側接道の土地ですが、これらの土地では基本的に道路面にウッドデッキは作りません。

(リビングと大きな窓、ウッドデッキは南に作るものだと思い込んでいるため)それゆえ、南側接道に比べると、

周囲からの視線の気になり度は低くなります。しかし、この場合も道路面からの視線を遮断する工夫、つまり目隠し

や塀などをしないとプライバシーが完全に担保された状態にはならないので、外構工事が必要になります。

これらの土地の難点は家の南側が日影になる場合が多く、せっかくウッドデッキを作っても日差しがそこに

注がれにくくなってしまいます。

結果、薄暗く心地よい場所ではないことを理由に使われないまま放置されることになります。

 

では北側接道はどうなのでしょうか?

北側接道の場合、敷地が南北に長い形状をしていると、家の裏側となる南に庭が作れるだけのスペースを残しやすくなります。

そして、この場合塀や目隠し植栽などにそれほどコストをかけることなくプライバシーがそれなりに担保されたウッドデッキを

作る事が出来ます。しかし、西側・東側接道同様に多くの場合南に建つ隣家との距離がそれほどない場合が多く、そうなれば

ウッドデッキどころがリビングまでも薄暗くジメジメした空間になりやすいのが北側道路がもつ特徴でもあります。

 

そもそもの前提を変える】

これまでの話は全て、リビングを一番南につくり、かつその延長線上にウッドデッキを作る事を前提にお伝えしてきました。

ですが結論から申しますと、この前提で家を建ててしまう事自体がそもそもウッドデッキを使えなくしてしまう大きな

原因になってしまいます。それゆえこの固定概念を一旦白紙にしたうえで、家づくりを進めていく事が最良の方法となります。

そこはプライバシーが担保されたともて居心地の良い空間になります。

ぜひ参考にしてみてください。

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