SEKIGUCHI BLOG

2023-05-18

【大きな家と小さな家】

Weitten by : Sekiguchi

家づくりをする時は、後悔したくないという気持ちや、夢を叶えたいという強い気持ち

あれも欲しいこれも欲しいとなり、多くの方が知らず知らずの間に大きな家を建ててしまいます。

 

しかし、そうすることによって後々の生活が苦しくなり、不安だらけの暮らしになってしまったのでは、決して

幸せを手に入れたとは言えないのではないでしょうか?

 

ゆえ、ご自身の予算を正確に把握し、その予算の中で無理の無い家づくりをして頂く事が大切ですし、

そのためには家づくりをする時にかかるイニシャルコストと、継続的にかかるランニングコストの両方を最小限に抑える

事ができるようにするために、出来るだけ家をコンパクトにする事をお勧めさせていただいております。

 

出来るだけコンパクトにしておけば、土地や外構代も最小限に抑えやすいし、将来夫婦2人だけで住むことになった時も

維持管理にかかる手間もより少なくする事ができますしね。

 

では、その内容について、もっと掘り下げてお伝えしていきたいと思います。

家をできるだけコンパクトにすることが出来れば、品質や性能を落とすことなく、家の価格を抑えることができるようになります。

当たり前の事ですが、家の価格を最も左右するのは『面積』だからです。

 

また家をコンパクトにすることが出来れば、それを建てるために必要となる土地も少しでも小さくすることが出来るため、

結果、土地代も抑えることが出来るようになります。

そして、余白を無駄に残すことなく、敷地を最大限に活用して家を建てるようにすれば、外構工事にかかる費用も

抑える事ができるようになります。

 

【イニシャルコストだけではなくランニングコストにも着目することが大事】

例えば、同じ構造・性能で家を建てて同じ家族が暮らすとしたら、25坪の家と35坪の家では一体どちらの方が光熱費が

安いでしょうか?

もちろん間違いなく25坪の家の方ですよね。

 

光熱費は、終わりがある住宅ローンとは違い、生涯ずっと必要になるコストなので、それゆえ、このコストをいかに

抑える事ができるかという事も、家づくりでは非常に大切な事ですよね。

では、国の固定資産税はどうでしょう?これも光熱費同様に面積が小さい方が間違いなく安くなりますよね。

土地の固定資産税も家の固定資産税と同様に、面積が小さい方がより抑えられます。

さらに、家を所有する事によるランニングコストとして忘れてはいけないのが、定期的に必要となる外部の塗り替えに

かかるメンテナンス費用です。

 

仮に建てた後50年間その家で暮らすとして、15年ごとにメンテナンス費用が必要とだとしたら、3回この費用を

捻出しなければいけないわけですが、この費用も大きな家よりもコンパクトな家の方が抑えることが出来ます。

 

ということで、建てた後、少しでも豊かに暮らしていけるように、ご自身の家の予算の正確な把握と、

その予算の中で決して無理の無い家づくりをして頂けたらと思います。

 

 

 

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